革、布、毛糸など気に入った素材をカタチに。
そばにあると楽しいモノヅクリを。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
7年位前に益子からやってきた私のかみさまですが、
おちゃろうくんは背泳ぎの進級試験に受かりたくて、一生懸命拝んでおりました。
かみさま力もお借りしつつ、努力もしつつの甲斐あって無事合格。
心置きなく行ってまいりました武道館。
よくあることですが、革とは全く関係のないお話。
長いので、洋楽に興味のある方。
よろしかったらお付き合いください。
これまたその昔、早めに仕事が終わったレントゲン車に乗る健診集団一行は、
職場に直帰せず、北の丸公園でよく休憩していました。
その時の事を思い出し、駐車場あるじゃん!と、帰りの楽さを考え車で行ってみました。
あの場所で3時間400円の料金設定は破格値です。
しかも、ライブ時500円!
その名も『整理清掃協力料』
駐車料金とは言わないんですね。何しろありがたい。
入ってみるとあと数台で満車という危険ラインでした。
TOTO全盛は80年代ですから、お客さんのお年頃もその頃全盛だった方々です。
一時代を共有している連帯感に勝手にフムフム。
私自身はバブリーを横目で見ていたタダの氷河期世代なんですけどね。
今もTOTO見たさに足を運ぶっていう点でフムフム、です。
入り口のコレ↑でテンション上がった多くの人達が写真を撮ってました。
すかさずこの横でクラプトンやらエアロスミスの来日公演宣伝映像を流す辺り、
ヌカリナシです。
おちゃろうと、
『クラプトン来る!クラプトン来るよ!またネイザン来るよ!今度はガッド先生来るよ!!』
と危うく手を出しそうになりました。
UDOさんの甘いワナです。
今回取った席は、2階席の舞台横。ドラムを見下ろせる位置を狙ったんです。
手元まで見てやるぞ盗んでやるぞサイモン・フィリップス先生!
というおちゃろうの心意気。
すごいスタジオミュージシャン集団で、グラミー賞取って、楽曲提供も多くて、という全盛時代、
私はたいしてこのAORサウンドに興味はなかったんです。
おちゃろうが4才になったばかりの頃、ロザーナシャッフルとも呼ばれる、ジェフ・ポーカロの
ハーフタイムシャッフルに魅了された事から、引きずられてTOTOの世界に入り込みます。
若くして他界したジェフの教則DVDを繰り返し見て練習し、
「ハ~イ、アイム ジェフ ポカーロォ!」(DVD冒頭)
と言いながら ”ムシャンガ” (DVDオープニング曲)を歌い幼稚園に通う小僧になります。
聞き取りきれないながら、ジェフの真似をしたくて耳コピをし始めました。
そんな息子に解散したのに来日してくれたTOTOを見せてやりたいじゃあないですか。
どう見ても最年少参加でしたけれど、歌ってリズムを取って、最後までじっくり見てましたよ。
サイモンはジェフと違うんだ、ほら今のとこ、ね、違うでしょ。って。
ドラムのジェフが他界し、その弟でベースのマイクがALSになり、
その救済ライブとして今回来日したのですが、
ポーカロ兄弟の更に下の弟スティーブがシンセで参加。
『兄達がアンラッキーな事になったが、僕にはここにすてきな仲間達がいる』
というような事を英語でペラペラと言って(合っているかはわかりません)
また会場はワァー!!となるわけです。
マイケル・ジャクソンにスティーブが提供した“Human Nature”
前奏が始まって、トリハダでした。
しかもジョセフが歌ってる。
ジェフが叩いていたんだよな~って。
いまだ武道館を満員に出来るってやっぱりすごい事です。
ペイチなんて投げ込まれたチョッパー帽子を被ってくれたし。
実力はもちろん、演出も構成もサービスも惜しんじゃいけませんね。
常に魅せる為の努力をしなきゃいけませんね。
ジョセフなんてあんなに太っちゃったのに、ピョンピョン跳ねて踊って引き込んで。
see youって言っていたから、また来てくれるかな??
凄過ぎるかわいらしいおじさん達にいつまでも演奏していて欲しいと思いました。
ライブの選曲をインストか歌モノか、ジャズかロックか、と迷っていたおちゃろうは、
これでTOTOに決めるかな。
PR