久しぶりの新作です

今回は財布をつくりました。

外側はやわらかいイタリアンレザー、中は国産豚革です。

シナプス小胞がてんてんてん
と移動しているところを私なりステッチで。




カードもたくさん入れたい。
コインも取り出しやすくて。
でも外側にはシナプスだけをステッチしたい。

そう思って試行錯誤。

中は水色で統一したかったので、バネホックはくるみました。





どうぞおみせをのぞいて見てください。

風呂敷

先日お話したOliveさんのブログに、無事に届いた名刺入れたちと
なんとなんと、以前お買い上げ頂いた　”くじゃくの財布”　の写真が！

大事にお使い頂いて、革が育っている様子が伺え、
久しぶりにコドモに再会したハハの気分　（涙）
自分の作ったもののその後の成長をこうして見せて頂けるのは、
本当にモノヅクリ冥利に尽きるというものです。

Oｌiveの皆様、本当にありがとうございます。






今回は　”風呂敷のかばん”　をUPしました。



この部分の風呂敷をいろんな結び方に変える事で表情を変えるかばんです。


先人達の知恵のつまった『和』の物は、理にかなっていて、それでいてシンプルで大好きです。

風呂敷もそのひとつで、あれだけ万能に色々包むことが出来て、軽くて、上品で。

ochaなりのアレンジで融合させてみたかったのです。
このシボのきれいなイタリアンレザーと。

底と持ち手裏のヌメが静かに育っていって、あめ色になったらまたきれいだな
と想像しつつ作っていたかばんです。

×NUME ×MAME

ひとつかばんが仕上がりました。


切っていても、縫っていても、磨いていても、やわらかくてしっとりオイリーで、
気持ちのいい革でした。

少々の傷なら軽く柔らかい布で拭くと消えてしまうので使いやすいでしょう。



底のヌメとイタリアンレザーの質感の違い
灰色のなかの水色
ファスナーを開いた時の裏地
おしゃべり豆人間


これが今回のあそびポイントです。


本当は実際に触って頂いて、この革の気持ち良さを

「ね～！」

と共感して欲しいかばんです。