明日は手創り市。

パソコンへ向かう？？

いや。アレを縫ってしまおう。

そろそろパソコンへ行かねば。

いやまて。アレの金具付けは夜中じゃできん。



なんて問答を１人、やっているうちに手創り市前日になってしまいました。
お知らせメールも遅くなってしまってスミマセン。。。

今日はコレを買って来ました。

台車。
早速おちゃろうが楽しく遊んでおりますが、これで明日の搬入が大分楽になるでしょう。




明日持っていく物の１部をご紹介。



カードケース、パスケース、名詞入れ、などのご要望が多かったのでこれらを。
左から、『ちっちゃいかばん』　『木』　『封筒』　『さかなわらう　＆　モクモク』












『みかんバッグ』　『しかく』
ポシェットでも、肩紐を短くして肩からかけてもいいかばんたち。

実はみかんバッグは自分で使いたい。。。と明日並べるのを躊躇する位気に入っています。
オレンジの牛革がなんとも良いのです。ファスナーにちょこんと葉っぱ。
みかんを食べる時、葉っぱが付いてると　『アタリだ！』　となんとなく嬉しかった子供時代を思い出して。

しかくも上品な紫の牛革×からし色の仔牛革。仔牛は柔らかーいです。
座布団のイメージなんです実は。四隅から糸を出しちゃおうか、と企んでいたのですが、
あまりに紫が上品であきらめました。





　これなんぞまだ縫い終わってませんけれど。
　間に合わせます。
　この緑のヌメなんですけど、いい～味出してる革です。

　蓋をしめると電車が線路にのってトンネルへと進む。
　というパスケースです。


ぜひ、実物を見に来てくださいね！
お天気も寒そうですが、雨はないようなので。
あったか装備でいらしてください。
私は寒がりなので、エスキモー並のフル装備予定です。

雑司が谷鬼子母神　
手創り市　122ブース
９時～１６時

お待ちしておりマース♪

鬼子母神へ電車を運びます。

『おかねをつくったから、おみせにかいにきて』
　
おちゃろうの遊びも、自然と私の仕事を意識しているようで。
これは『手創り市』ごっこなんですって。

という事で。
ここで告知です♪

12月18日　雑司が谷鬼子母神手創り市に出店します！
１２２ブース
今回、Los amigos de epiさん
（アクリル樹脂のカラフル＆キッチュなアクセサリー作家さんです）
と共同出店します。
晴れて晴れてと念を送る毎日。



と、またおちゃろうの手創り市に話は戻り。


『こちらはカエルカブト。じぶんでかってにつくりました。100えんです。』



『ひこうきもいろいろありますよ』



『こちらはでんしゃのキーホルダーです。うれません。』


この非売品のキーホルダー。
隣で私が作っていた物の紙バージョン。
渾身の一作なので売れないそうです。







さて、革バージョン。
大変お待たせいたしました。

『甘すぎない大人の電車のかばん』
ビターテイストです。


では制作過程を少しご紹介。



型紙を作り、革へ印しつけ。


革包丁で切り出します。
電車は厚革なので、断面が綺麗に出るように、一気に、力もなかなか必要です。


パーツをほとんど切り出したら、


菱目打ちと木槌で、穴を開けていきます。


麻糸にロウを引いて、２本の針で縫っていきます。
手縫いなので、革によって締め具合を調整します。


金具もつけて、まずはモチーフとなる部分を全て縫います。


ここから組上げていきます。

硬いものを一気に変形させながら縫っていたので、この先の写真を撮り忘れました。
ベルト制作写真も同じく。



完成！

ラインの赤以外は濃い目の茶を多用し、ライトはラメ入りの牛革使用。
肩紐は通気性も良い豚革です。







このような仕上がりとなりました。
久しぶりに見たコロリンとした姿の電車です。

オーダー主様には、オーダーを頂いた鬼子母神の手創り市で
お渡しできたらと思っております。
気に入っていただけるかな。

オーダー財布。

ポシェット型の長財布です。




ある程度の枚数のカードがランダムに入れられるカード部２箇所と、１枚づつのカード部が６箇所。



コインケースのベロアの型押しの花柄がかわいいんです。
内側はコインが取り出しやすいように縫い方を変えています。



裏側の厚ヌメボタンを外すと、



金具たちがビローン。

お家の鍵、車の鍵、その他、をここへ収納。
引っ張り出せるので、つけたまま鍵が使えます。


コレ１つで外出可能！がご希望だったこの長財布。
意外な事に、携帯も入ったそうで、本当にコレ１つで外出が出来てしまったようで嬉しい限り♪

頭を悩ませつつも、喜んで頂いた様子が聞けると嬉しくてたまらないのがオーダーの醍醐味。

既製品では叶わない個人的な用途にもお応えできるのが嬉しいオーダー品。
頑張って、次々進めていきたいと思っています。

オーダー主様、ありがとうございました。