電車のキーケース

キーケースの進みを少し…






鍵を入れる本体の電車ができました。






首にかける部分は線路のステッチ。
表には枕木のステッチが入っていますが、裏には入れません。


コバを磨いて、やすりをかけて、磨いて、ヘリを落とし、、やすりをかけて、磨いて…
これを繰り返します。
最後はコバワックスをつけますが、まだ磨き段階です。


あとはまだ切り出していない、鍵をひっぱり出す部分ですね。
もう一息です！




おちゃろうに、非常に狙われているこのキーケース。

「でもこれはお兄ちゃんのところにいくんでしょ？
じゃこの作り終わったら、同じの作ってよ。わかった？わかった？？」

と言われていますが、なかなか作業工程の細かい電車君。
この一つに完全燃焼しそうなので、少し時間をあけ、
おちゃろうが鍵を持つ兄さんになったら作ってあげましょう。

春菊ジャングル

ちっちゃい芽が出ていた我が家のスティック春菊。

種に袋に
『発芽率45％』
そのうえ、
『天候不順の為一段と発芽率が悪いと思われる為、種を増量して入れてあります』

こんな事が書いてあるので、じゃんじゃか撒いてみました。




そしたら…



ものすごい芽が出てきたんですよ！
時間差で出てくるものもあり、とて45％の発芽率とは思えない。


でも、間引くのもあんまり小さすぎるより、ちょっとは大きい方が食べ甲斐が…
と植物より消費者優先な考えにより、育て続けました。

そしてあまりにジャングル状態でこみいってきたので、ついに間引くことに。






収穫。



洋風アレンジが美味しい、とよく紹介されてますが、春菊の風味を味わいたかったので
生のまま、ポン酢とかつおぶしで簡単に。

これがとっても柔らかくて、美味しい！！
おちゃ家みんなに大好評のスティック春菊。
本当に大きくなったものがとっても楽しみです。






さてさてこちら、



キーケースになる革を切り出したところです。


お母様からオーダーを頂き、ご使用にされるのはかわいいお子様。
ですから、使いやすいように、肌に触れる部分が優しくあたるように、
と注意を払って作っていきたいと思います。
そして、これを持ってお出かけすることが楽しい！と感じてもらえたら…
そう思ってもらえるように頑張ります！！

小さいながら、縫う箇所や磨く箇所がたくさんありますので、のんびりしてはいられません。
お誕生日にお渡しできるように頑張って作りますよ～




そしてこちら、



光で白っぽく写ってしまいましたが、イタリアンレザーの上品な深い赤の1枚革です。

この革を使ってバッグを、というほぼフリーなオーダーを頂きました。
私の感覚に任されたこのお仕事。
絶対に気に入ってもらえるように使いやすく、楽しいモノになるように気合が入ります。
この革の良さに負けないモノヅクリをしなければ！

電車たち

今回の新作は電車シリーズ4点です。

コインケース（小物入れ）とパスケースが2点ずつ。


こちゃこちゃと細かい作業が多かったのですが、
こういうこちゃこちゃ作業が私はやっぱり好きだな～と思いながら作っていました。






おちゃろうにみつかると欲しがられるのでこっそり作業。

おちゃだんなが切り出した革をみて　「それ、なにになるの？」　
とさっぱりわからない頃、同じくこっそりおちゃろうがのぞき…
「これ電車でしょ！！ほしい！！」
とみつかったのでした。






コドモと一緒の世界に入ってみたら今までと全然違う見方でみえてくる事って多いと思います。

おちゃろうの鉄道ブームは今は見ることよりも自分で組むことに移りましたが、
私の電車に対する見方は大きく変わりましたね。

本来言われる”鉄道ファン”とはまた違うのでしょうが、
普段気にもしなかった駅の細かい部分や車両になんともいえぬ愛らしさを感じるようになりました。
ママ鉄、子鉄、という言葉が存在するのもわかる気がします。




好きな革でそれをカタチにできたらな、と思って作ってみました。
ちゃんと表現できてるかな。